今日の一曲『新世界より 第4楽章』


 ドヴォルザーク交響曲第9番、いわゆる『新世界より』とか『ドヴォ9』とか言われている曲ですね。私自身はクラシックは全く詳しくなくて、興味もあまりなくて・・・という人間なのですが、母が昔からクラシックが好きで、特にこの『新世界より』がお気に入りでよく聴いてるんですよね。その影響で私も好きなんです。
 全楽章好きなんですが・・・特に第2は「遠き〜山に〜日〜は落ちて〜」で有名だし・・・、でもやっぱり第4です!なんだかこの、1800年代後期アメリカの物凄く勢いのある、でもどうにも不安な感じ、世界中から色々なバックボーンの人が集まって(ドヴォルザークもその1人ですが)混沌としてる感じ、そこに東欧の独特の郷愁を誘うメロディーが合わさって何とも言えない雰囲気なんですよねー・・・。全てを手に入れてもう怖いもの無しな「新世界・アメリカ」に暮らす異邦人が、ふと立ち止まって周りを見渡し、故郷チェコを想う時の心境、葛藤、みたいなね・・・(←誰)。