Dave Chappelle's Block Party


 見てきました! Kanye West! John Legend! Mos Def & Talib Jweli a.k.a. Black Star! Common! Erykah Badu! Jill Scott! The Roots! そしてそして、The Fugees!

 ストーリーは、簡単に言えば「とあるコメディアンが地元の人達に恩返しがしたくてブロック・パーティーを企画したら、こんなすごいメンバーが集まっちゃいましたよ」って感じです。ライブ当日までの様子とライブのパフォーマンスを交互に見せていくドキュメンタリー。
 映画に出てくる市民の中で一番好きなのは、「ビックリしたよー。いきつけの店に行ったらデイブ・シャペルがいて、パーティーのチケットをくれるんだもん。その後ゴルフに行って草村で用を足してたら敷地の人に見つかっちゃって、『ニガー!』って言われた。今時そんなコト言うヤツがいるなんて!でもさ、殴ったらパーティー行けなくなっちゃうでしょ?だからそこは我慢したよ〜。デヘヘ」というエピソードを披露してくれた少年二人です。この部分、心の中で(←一人で見に行ったから)爆笑してました。いや、本当は笑っちゃいけないんですけど。
 ライブではみんな本当に素晴らしいパフォーマンスで。マーチングバンドにのせた蟹江の"Jesus Walks"に涙腺刺激されたり、今回初めて名前を知ったDead Prezのメッセージ性に驚いたり、カツラを脱ぎ捨てるErykahにしびれたり。
 そしてトリはFugees。本来はLauryn Hill単体(?)での出演予定だったのですが、レコード会社が曲の使用を認めず、急遽再結成という事になったそうです(デイブも再結成の話を聞いたときは耳を疑ったとか)。オーディエンスからはものすごい歓声でした。事前に得られた情報では"Killing Me Softly"しか演らないのかと思っていましたが、"Nappy Heads"でしっかり3人ともラップを聴かせてくれました。いやー、感激。
 みなさん、見に行かないと人生の半分は損しますよ〜!