ダ・ヴィンチ・コード




 遅ればせながら、友人にDVDを借りて見ました。
 何と言うか、テンポの悪い映画でしたね。ムラがあるというか。製作側が作るのを途中で飽きてしまったんじゃないか?と思わせるような。原作がこれだけセンセーショナルなストーリーで話題になったのだからもうちょっと作りようがあったろうに・・・。最初はぐいぐい引っ張っていく感じで引き込まれたのですが、最後の方はもう、瞼が重くて大変でした。チープなCGとか、結構突っ込み所も満載だった気がするのだけれどもう覚えていない、という。
 それから、色んな部分が端折ってあって原作を読んでいない人はほとんど理解できないんじゃ??と心配になりました。キリスト教についてそれなりに知識がある人なら別だと思いますが、いち日本人がいきなりこれを見て飲み込めるかというと・・・。まぁ中にはかなり思い切った台詞もあったし、世界史に興味のある人なら楽しんで見られると思います。「イエスは結婚していて、子供もいた」というのは結構衝撃ですけど、当時のユダヤ人としてはごく当たり前の事なんだとか。なるほど。そういえばイエス・キリストって白人じゃないんですよね?白い肌に碧眼の肖像は間違ってるって・・・。聖書に「イエスの肌は褐色で、その髪は羊毛の様に縮れている」っていう記述があるらしいです。「マルコムX」(映画)で見たんだけど 笑。でも何年か前にイギリシのBBCがイエスの顔をCGで復元!みたいな事をやっていて、それも全然白人ではなかった記憶があります。

 だいぶ脱線しちゃった。。。映画ですが、ルーブル美術館や、パリやロンドンの町並みなんかが見られるのは良かったです。行ってみたいなぁ。